大相撲の春巡業が15日、東京・大田区で行われ、十両・嘉陽(中村)が先月30日から始まった巡業の近況を明かした。 巡業への帯同は幕下だった昨年の春巡業、十両昇進後の冬巡業に続いて自身3度目だが、「疲れました」と笑顔で語った。今巡業には新潟海…
大相撲の春巡業が15日、東京・大田区で行われ、十両・嘉陽(中村)が先月30日から始まった巡業の近況を明かした。
巡業への帯同は幕下だった昨年の春巡業、十両昇進後の冬巡業に続いて自身3度目だが、「疲れました」と笑顔で語った。今巡業には新潟海洋高などで苦楽をともにしてきた幕内・白熊(二所ノ関)、十両・欧勝海(鳴戸)も帯同。支度部屋では常に3人横並びで明け荷を置いているといい「昔から知っている人たちがいるので、楽ですね。巡業中はずっとこうやって並んでいるので」と話した。
両国国技館で本場所が開催されるには、部屋から徒歩3分ということもあり、場所入り15分前まで寝ている嘉陽。巡業は各地をバス移動で回るが「取組が終わったら、バスに乗って出発を待っていますけれど、出発する前に寝てしまって、起きたら宿泊先のホテル着いていて、移動時間が長いと感じることは全くないです。バスが動く間も寝ているので、インターでも目が覚めることはないです」と睡眠事情を明かした。
さらに自身を熟睡できるタイプと分析し「寝ようと思ったら、いくらでも寝られます。今は会場へ向かう行きのバスと、次の宿泊先の移動のバスで寝ています。でも足りないですね。赤ちゃんぐらい寝ないといけないので(笑) 13、14時間ぐらいは寝たいです。1日が24時間では足りないので、大変です」と悩み?を口にした。(大西 健太)