「ウエスタン、オリックス０－６阪神」（２２日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲） 全方向へ快音を響かせた。阪神・野口が今季初の３安打と２打点１盗塁の大暴れだ。「全然打てていなかったので。ちょっとずつこれから上がっていくようにしっかり準備…
「ウエスタン、オリックス０－６阪神」（２２日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲）
全方向へ快音を響かせた。阪神・野口が今季初の３安打と２打点１盗塁の大暴れだ。「全然打てていなかったので。ちょっとずつこれから上がっていくようにしっかり準備してやっていきたい」。ファーム開幕から約１カ月。ようやく復調の兆しが見えてきた。
五回無死一塁はコンパクトにスイングし、左前打で好機を拡大した。「追い込まれる前に早めに仕掛ける」という意識で、七回無死三塁はカウント１－１から中前にはじき返して適時打をマーク。九回無死二、三塁も１－１からの３球目を強い当たりで右前適時打とし、続く戸井の２球目に二盗を決めた。
「今日は全体的に（打つ）ポイントが良かった」と内容にも納得した様子。平田２軍監督は「あのぐらいの力がある。今日の３本をきっかけにしてほしい。努力しとるもん」。本来の中軸ではなく、８番に下がっている大砲に継続した活躍を期待した。
まだ打率・２００。「（練習）量をやって探しながらやっている。今でも決まってこれっていうのはない」と野口。室内練習場で打ち込むなどして、模索しながら練習に取り組んでいる。「やるしかないし、いっぱい取り組んで自分のものにしていきたい」と力強く話した。
「（結果を出した）次の日が大事なので、そういった準備をしっかりやっていきたい」。努力を積み重ねてはい上がる。
