10月11日に横浜ぴあアリーナで開催予定の『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』内で『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント』に出場する、RISE WORLD SERIES -…
10月11日に横浜ぴあアリーナで開催予定の『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』内で『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント』に出場する、RISE WORLD SERIES -61kg世界王者・白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が先月30日、公開練習を行った。
強者揃いの今トーナメント。試合までおよそ1週間となるが、試合を控え、会見に応じた。
以下、全一問一答。
ー試合まであと1週間少しだが、調子はどうか?
「調子はいつも通りですね」
ー公開練習を見ると、重厚な攻撃をしているように見えたが?
キレは増したと自分では感じている。
より当たって交わせるような打撃を身に着けられたかなと思います。
ーキレが増した要因は?
やっぱり練習ですよね。今回の試合へ向けていままで以上に練習を積んできたので。
ボクシングジムにも通いましたし、ボクシングテクニックを上げてきました。
ーボクシング技術を磨いている理由は?
倒せるものを身に着けないとダメだと思っている。
キックの練習はキックのジムでできるが、ボクシング技術をより極めるためにはボクシングトレーナーが必要。
テクニックもそうだが、一発一発の打ち方とか、打ち方をちょっと変えるだけでパンチの質が変わる。
それが身につけられたかなと思います。
倒す戦いをこれからもっとしなければいけない。
今よりも技術をあげないといけないと思い、練習しています。
ー1年前のパンチでのKOが印象に残っているが、また違うものになっているか?
1年前よりも磨きがかかっていると思います。

ー以前のプロボクシングからキックへ戻ってきた。昔のボクシングで取り組んでいたことが、今どのように反映されているか?
結果を見れば、パンチでも倒せている。
キックありのボクシング とボクシング は全然違うので、どれだけキックボクシング の中でボクシングスタイルを動きに繋げられるかが大事なところかなと。
ボクシング がどんなにうまくても、蹴りが入ると使えない選手もいる。
今はRISEでもボクシング主体の選手が多いですし、年々キックもパンチ技術も上がっている。
過去ボクシング をやっていたからといって他の選手より上だとは思いたくない。
元々あった技術にさらに上乗せをして磨かないと今後通用しなくなると思っています。

ー今、ボクシング はどこで誰と練習しているか?
今は週2回で、以前僕が最後に試合した選手がいるジムで教わっています。
ボクシングジムに行けばいいやという選手が多いと思いますが、誰に見てもらうかが重要だと思う。僕はその方が凄く自分にあっていると思います。
ーキックボクシングならではを理解してくれている?
そうですね。
ー7月の小川戦で得たものと課題はどのようなものがあるか?
課題がたくさんありました。
正直前回の試合は守りに入ってしまった。
とにかく負けちゃダメだという気持ちが強く、とにかく倒すよりは負けないという戦い方を選んだ。
その戦い方をして、結果やっぱダメだと。あれは自分の戦い方ではないと認識できました。
ー今、試合へ向けて、準決勝の直樹戦だけを意識しているか?その先をみているか?
先を見てもしょうがないが、トーナメントですし、1日2試合ある。
気持ちはもちろん優勝するつもりだし決勝見据えています。
直樹選手も弱くはない。今は直樹選手をどう倒すかということに集中しています。
ー対戦相手の直樹選手について、どういう部分が強いと感じているか。
試合をみると、動きが独特だなと。
リズム感とかタイミング、あとは当て勘があり、そこでしっかり効かせられるものを持っている。
直樹はパンチで打ちあっているが意外ともらってなかったりするので、自分とは噛み合うなと思います。
ーもう一方のカードの予想は?
どちらも技巧派。西岡選手の試合はあまり見たことがないからわからないが、原口選手に勝ち上がってこないと困る。原口選手に勝ち上がってもらい、俺も勝ち上がって決勝でぶっ倒したい。
ー昨年のワールドシリーズで優勝した時「これからは僕の時代」と言っていた。近づいた?
近づいていない。コロナで試合ができなかったのもあるが、もう一歩だと思っています。
去年優勝して色々な変化があった。
今回も優勝して、まずは国内最強の称号を得た上で、そこに近づければと。
ー「倒す」という点について、ワンデートーナメントという部分を意識しているからか?
それもそうですが、関係ないっちゃ関係ない。
今後倒していかないとダメ。判定狙いの試合はいらない。
スターは倒さないとスターじゃないんで。
ー次戦も準決勝、決勝共にKOを狙っているか?
そうですね。KOが1番いいかなと思うので。
(相手の)実力も本当にレベルが高いので、そう簡単にいくものではないのはわかっている。
ただ、そこを倒さないとダメ。今後の格闘技界のためにも倒さなきゃダメでしょという感じです。
ー原口選手がインタビューで、今回のトーナメントで西岡選手が1番強いと言っていたが?
誰が1番強いとかは、当日になればわかること。
西岡選手が強いというなら、1回戦から蹴り合うと思う。
決勝でボコボコにしたいと思います。
ーそこはやはり原口選手が上がってこないと困るか?
それはそうじゃないですか。見たいという人も多いと思うので。
本当だったらワンマッチでやってやりたかったですがトーナメントになったので、決勝で戦えたらいいなと思います。
ーもし戦うとしたらKOしかない?
そうですね。判定は違いますよね。しかもメインイベントなので。
色々な意味が詰まった試合になると思います。KOしかないですね。
ー先日の那須川選手の試合をを見て刺激は受けたか?
刺激を受けたというか、こうなるだろうなという結果だった。
圧倒的だったのでさすがでしたね。
ーRIZIN後にTwitterで「みんなぶっ倒す」というようなことを言っていたが、あれはどういう感情か?
色々な選手が呟いていたので、ごちゃごちゃいいからとりあえずやる奴全員ぶっ倒してやりたいなという気持ちになってツイートしました。
ー皇治選手は含まれている?
それは含まれていますね。
ー皇治選手と釣り合うなら自分か?
せっかく(皇治選手が)こっち側にきたので。(自分以外に)他にやる選手いますか?
とりあえず今回のトーナメントが終わればそういう話になると思います。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]