「SVリーグ男子・プレーオフ準決勝、大阪B2-3愛知」(26日、Asueアリーナ大阪) 2戦先勝方式のプレーオフでレギュラーシーズン4位の愛知が首位・大阪Bとのフルセットの激闘を制し、決勝進出を決めた。 初戦の完勝の勢いそのままに第1セッ…
「SVリーグ男子・プレーオフ準決勝、大阪B2-3愛知」(26日、Asueアリーナ大阪)
2戦先勝方式のプレーオフでレギュラーシーズン4位の愛知が首位・大阪Bとのフルセットの激闘を制し、決勝進出を決めた。
初戦の完勝の勢いそのままに第1セットをあっさりと奪取。愛知の宮浦健人が4度のサービスエースを決め、13-13から7連続得点を決めるなど、強打で圧倒した。
第2、第3セットとレギュラーシーズン覇者の意地を見せられ、今度は愛知が追い込まれたが、第4セットは25-25からネットタッチでセットポイントを握ると、デファルコが決めてセットスコアをタイに。勝負の最終セットも最後まで接戦だったが、9-9からルカレッリのアタックでブレーク。最後はデファルコが決めて勝利の歓喜に包まれた。
レギュラーシーズンは26勝18敗の4位。上位3チームとは大きく水をあけられたが、日本代表セッターの関田誠大は「僕はあまりレギュラーシーズンは関係ないと思っていて、このプレーオフで勝てればいい」と言い切った。
シーズンではけが人が続出し、チーム本来の力を発揮できずにもどかしい戦いが続いたが、小川智大は「下克上というのがあまり分からない。個人的にはそろったメンバーでやったときに、僕は自分のチームの選手が一番だと思っている」とフルメンバーなら“最強”を自負。日本代表ミドルブロッカーの高橋健太郎は「最後に勝つチームが強いと思っているので。僕は(レギュラーシーズンで)全然試合に出られずにケガで迷惑を掛けましたけど、でも最終的に勝っているし、これで僕たちの実力を見せられているので。来週もしっかり精度高くバレーボールをやっていけば、もっと良い景色になるんじゃないかと思います」と胸を張った。