<バレーボール大同生命SVリーグ男子チャンピオンシップ>◇準決勝◇第3戦◇27日◇Asueアリーナ大阪サントリーのセットカウント2-1となった第4セットは、サントリーが5-2と先行した。後がなくなった名古屋も、エースのニミル・アブデルアジズ…

<バレーボール大同生命SVリーグ男子チャンピオンシップ>◇準決勝◇第3戦◇27日◇Asueアリーナ大阪

サントリーのセットカウント2-1となった第4セットは、サントリーが5-2と先行した。後がなくなった名古屋も、エースのニミル・アブデルアジズを中心に攻撃陣が奮起。水町泰杜のブロックアウトやアブデルアジズのサービスエースなど連続得点を重ね、9-6とリードした。

だが、ここに来てサントリーの大砲ドミトリー・ムセルスキーが爆発。自らのレシーブからアタックにつなげるなど攻守に躍動し、要所でブレークポイントを挙げた。19-19から3連続得点で点差を広げ、24-20と4点差でマッチポイントを握った。

それでも、名古屋は粘り強かった。アブデルアジズがサーブで崩して連続ブレークを取ると、アブデルアジズがサービスエースを決めて24-24と土壇場で同点。さらに、ティネ・ウルナウトのブロックアウトで逆に26-25でセットポイントを握った。だが、アブデルアジズが抗議中のマナーによるレッドカードを与えられ、サントリーにも得点。サントリーは27-26とセットポイントを握ると、シリフカがブロックアウトを決めてセットカウント3-1で勝利。2勝1敗で決勝進出を決めた。