27日、香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世カップ(3歳上・G1・芝2000m)は、D.レーン騎手騎乗の2番人気タスティエーラ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、好位追走から直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは2分00秒5…

 27日、香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世カップ(3歳上・G1・芝2000m)は、D.レーン騎手騎乗の2番人気タスティエーラ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、好位追走から直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは2分00秒51(良)。

 2着は後方から追い上げた4番人気プログノーシス(牡7、栗東・中内田充正厩舎)、3着は11番人気カリフ(セ6、巴・F.ナス厩舎)。

 なお、3番人気リバティアイランド(牝5、栗東・中内田充正厩舎)はゴール手前でジョッキーが下馬、競走を中止した。

 勝ったタスティエーラは父サトノクラウン、母パルティトゥーラ、その父マンハッタンカフェという血統。海外初参戦となった昨年の香港Cではロマンチックウォリアーの3着。再び挑んだ香港の地で、23年日本ダービー以来のG1制覇を果たした。