【MLB】ドジャース 0-16 カブス(4月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)【映像】大谷、際どすぎる爆速ファウルに観客騒然 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でカブス戦に先発出場。6回の第3打席で強烈なファールを放つと、ライト方…

【MLB】ドジャース 0-16 カブス(4月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)

【映像】大谷、際どすぎる爆速ファウルに観客騒然

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でカブス戦に先発出場。6回の第3打席で強烈なファールを放つと、ライト方向へ飛んだボールの軌道を見てホームランを確信したのか、バックネット裏の観客はお口をあんぐりさせて驚いていた。

 ドジャースが0-2と2点ビハインドの6回裏、大谷は先頭打者として第3打席を迎えた。すると、カウント2ボール1ストライクからの4球目、93.8マイル(150.9キロ)のストレートを強振。打球はものすごいスピードでライトポール際に飛んでいく。1点差に迫る反撃の一発か、あるいはファウルか一目ではわからないライナーとなった。

 ライトポール付近の観客も思わず総立ちとなっていたものの、象徴的だったのはバックネット裏で観戦していたファンだ。凄まじい打球速度のボールが解き放たれた瞬間、一斉にライトスタンド方向を向いてその行方を見守る。その中には打球速度に驚いたのか、あるいはホームランを確信したのか、口をあんぐりと開けるファンもいたほどだった。

 一方の大谷は、あくまでも冷静だった。インパクト直後から歩みを進めることなく、身を少しかがめるようにして打球を見守り、ファウルとわかると、カウント2-2と追い込まれたため、いつものように主審にタイムを要求して間を取った。打ち直しにも期待がかかったが、続く5球目、86.6マイル(139.3キロ)のナックルカーブを捉えた打球は角度こそスタンドインかと思われたものの、一歩届かずライトフライに終わった。

 この試合で大敗したドジャースだが、大谷は第1打席でバットを折りながらもライト前ヒットを放ち、その直後には盗塁にも成功。さらに、この強烈なファウルなど調子を落としている様子はない。明日以降は快音を響かせ、勝利に貢献する活躍に期待がかかる。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)