「阪神4-1巨人」(25日、甲子園球場) 阪神が今季初の5連勝。巨人戦では1957年以来、68年ぶりの開幕4戦4勝となった。 1点リードの三回1死一、二塁。佐藤輝が巨人・赤星のフォークを捉えてバックスリーンへ。大きな追加点となる3ランで今…

 「阪神4-1巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神が今季初の5連勝。巨人戦では1957年以来、68年ぶりの開幕4戦4勝となった。

 1点リードの三回1死一、二塁。佐藤輝が巨人・赤星のフォークを捉えてバックスリーンへ。大きな追加点となる3ランで今月7本目のアーチを掛けた。月間7本は自己最多タイとなった。

 藤川監督は「放送席で今、糸井さんが喜んでいるんじゃないですか」と笑み。それでも、打線の話題には「どこかで、昨日も言いましたけど、いつまでも続かないものが打線ですし。とにかく丁寧にやる。それのみ」と表情を引き締めた。

 試合前には、OBの江夏豊氏がファーストピッチセレモニーにサプライズ登場。田淵幸一氏、掛布雅之氏とともに球場を盛り上げた。

 江夏氏はマウンドの前方で、車椅子から立ち上がるサプライズ。チューブをつなげたまま、投げる仕草でスタンドを湧かせた。

 この姿に藤川監督は「グラウンドに出たらプロ野球選手であった、しかもすごく偉大な選手の方ですから本当に血が騒ぐのは分かります。頭が下がるというか、本当にさすがだなというひと言です」と敬意を示した。