「陸上・日本学生個人選手権」(25日、レモンガススタジアム平塚) 男子100メートル準決勝が行われ、昨夏のパリ五輪400メートルリレー代表の東洋大・柳田大輝(4年)が出場。3組1着の10秒09(追い風1・8メートル)をマークし、26日の決…
「陸上・日本学生個人選手権」(25日、レモンガススタジアム平塚)
男子100メートル準決勝が行われ、昨夏のパリ五輪400メートルリレー代表の東洋大・柳田大輝(4年)が出場。3組1着の10秒09(追い風1・8メートル)をマークし、26日の決勝に進出した。
午前に行われた予選では、10秒54(向かい風1・3メートル)。「予選はどうしようもない走りだった。準決勝は刺激が入った中で風も吹いてくる予報だったので、ある程度記録は狙いつつ、予選よりは良い走りをしようと思った」と振り返った。
同種目今季3戦目で、国内初戦。「(10秒)08が今日のターゲットタイムだった」と、目標まで0秒01遅かったことに悔しい表情もあったが「一応好条件だったけど、それでも(10秒)0台が出た。底力が上がっている」とうなずいた。
9月の東京世界陸上へ、まずは代表入りへ派遣標準記録の10秒00を突破することを目指す。「国内で負けていたら世界陸上の決勝なんて口だけになる。出るレース、毎回絶好調なわけではないけど、常に1番でゴールできるようにやっていきたい」と話した。