4月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの「NBAプレーオフ…
4月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第2戦に臨み、相手に一度もリードを許さず109-94で快勝し、シリーズ戦績を1勝1敗のタイにした。
この日ロケッツはアメン・トンプソンのレイアップで先制すると、ジェイレン・グリーンの3ポイントシュート、トンプソンのフリースロー2本でリードを広げていき、ホームのトヨタ・センターで今年のプレーオフ初勝利。
第2戦ではグリーンがゲームハイの38得点に4リバウンド6アシスト3スティール、アルペレン・シェングンが17得点16リバウンド7アシスト2スティール、ディロン・ブルックスが16得点、タリ・イーソンが14得点6リバウンド、トンプソンが11得点を残した。
ここで注目したいのはグリーン。キャリア4年目のエースガードは、レギュラーシーズンでチームトップの平均21.0得点に4.6リバウンド3.4アシストを残すも、21日のシリーズ初戦ではフィールドゴール成功率20.0パーセント(3/15)、3ポイントは4本すべてを落としてしまい、計7得点と不発。
それがデビュー戦から中2日あけて行われた第2戦では、フィールドゴール成功率52.0パーセント(13/25)、3ポイント成功率44.4パーセント(8/18)と見事復調して38得点へと急上昇。前試合からなんと31得点も上回った。
『OptaSTATS』によると、プレーオフデビュー戦と2戦目の得点比較で、31得点差をたたき出したのは今年のグリーンが歴代最多。これまでギルバート・アリーナス(元ワシントン・ウィザーズほか)が2005年に9得点から39得点、カルロス・ブーザー(元ユタ・ジャズほか)が2007年に11得点から41得点と、初戦から2戦目にかけて30得点を上乗せしていたが、ロケッツが誇る23歳の若手ガードが両選手の記録を塗り替えた。
ロケッツとウォリアーズのシリーズは会場をチェイス・センターへ移し、27日に第3戦、29日に第4戦が行われる。ロケッツのトップスコアラーがこのまま高得点を奪うことができるのか注目していきたい。
【動画】プレーオフ2戦目で38得点の大暴れを見せたグリーン!