グラスノーの乱調は「ボールを握れていないようだった」【MLB】フィリーズ 8ー7 ドジャース(日本時間7日・フィラデルフィア) ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地で行われたフィリーズ戦に敗れ、今季初のカード負け越しとなった。先発のタイラ…

グラスノーの乱調は「ボールを握れていないようだった」

【MLB】フィリーズ 8ー7 ドジャース(日本時間7日・フィラデルフィア)

 ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地で行われたフィリーズ戦に敗れ、今季初のカード負け越しとなった。先発のタイラー・グラスノー投手が制球を乱したことに、デーブ・ロバーツ監督は「修正することができず、ずるずるといってしまった」と振り返った。

 グラスノーは2回0/3を投げて自責点5と苦しい内容だった。2回までは無失点で、まずまずの立ち上がりだったが、3回に3連続四球を与えると、適時打と暴投で2失点。さらに、この回4つ目の四球を与えたところで降板となり、代わったアレックス・ベシア投手が満塁弾を浴びた。

 雨が降る中での登板で、グラスノーは何度もマウンドを蹴り、足元を気にするような場面が見られた。突如乱れた右腕に、ロバーツ監督は「天候も(乱調の)要因だ。でも、今日登板した全ての投手が対処しなければいけないことだった」と、雨とフラストレーションの両方が乱調を招いたと言及した。

 崩れた要因はぬかるんだ足元ではなく「ボールをしっかりと握れていないようだった。もちろん雨が降っていたこともあるだろうけど……」と指摘。打線はフィリーズを上回る9安打を放ったが、投手陣は11四球を与え、フィリーズの2四球と比べて明暗が分かれた。指揮官は「11人も歩かせたらタフな試合になる。(天候が)投球に影響しただろうけど、失点を最小限にして、立ち直る方法を見つけないといけない。今日はそれが出来なかった」と敗因を分析した。(Full-Count編集部)