【WWE】RAW(3月31日・日本時間4月1日/イギリス・ロンドン)【映像】豪華衣装に“謎”の漢字4文字 英国ファンの熱狂的な大歓声を背に、日本が世界に誇る女子王者レスラーが堂々の入場。しかし注目を集めたのは、豪華な衣装にさりげなく書かれた…

【WWE】RAW(3月31日・日本時間4月1日/イギリス・ロンドン)

【映像】豪華衣装に“謎”の漢字4文字

 英国ファンの熱狂的な大歓声を背に、日本が世界に誇る女子王者レスラーが堂々の入場。しかし注目を集めたのは、豪華な衣装にさりげなく書かれた“謎の漢字“4文字。日本のファンも思わず二度見した、その意外すぎるワードチョイスにも注目が集まった。

 ロンドンで開催されたWWE「RAW」、女子世界王者イヨ・スカイとリア・リプリーのリマッチが実現。「レッスルマニア41」への出場をかけた戦いを前に世界的に人気を再認識する登場シーンは試合のハイライトの一つとなった。

 トレードマークである赤と黒を基調としたデザインで、この日は特に派手な装飾が施された赤いレザーのトップスに黒いスパンコールが散りばめられた豪華仕様。ゆっくりとスロープを歩きながら、時折ファンに向かって手を振ったり、ベルトを肩に担いでアピールしたりする姿にイギリスのユニーバースから「イヨ、イヨ!」の大合唱が響いた。

 今回のメインの入場衣装には、帯のようなパーツに日本語が散りばめており「ダメージ」「コントロール」と所属ユニットのカタカナ表記に加えて謎の「取扱注意」の文字。凶暴性を強調したいイメージはやんわり伝わるが…日本人にはやや違和感のある微妙なワードチョイスに「取り扱い注意って?w」と反応するファンも。

 さらに圧巻だったのはサッカーの国ならではのオリジナルの「イヨ・チャント」。会場全体に「イヨ、イヨ・スカーイ、イヨ、イヨ・スカーイ」という凄まじい大合唱が響き渡る。ビアンカ、リアの2大スーパースター以上の大声援にファンから「イヨの方がコール多い?」「すっかりベビーやなぁ」、さらには「欧州ツアーの千秋楽がイヨってのが凄いな」「ロンドンの地でメインを張る女」など日本人スーパースターの人気ぶりに日本のファンの誇らしげなコメントが相次いだ。

 試合はこの日特別レフェリーとして招集され次期挑戦者ビアンカ・ベレアに対して感情が高ぶったリアが攻撃を加えると、不慮の誤爆でイヨのトップロープからのミサイルキックがビアンカに命中。場外に吹き飛ばされたビアンカは怒りの”両者反則”を宣言。辛くも防衛に成功したものの、レフェリー不在の場面でリアの「リップタイド」を被弾するなど、内容的には厳しいものとなった。

 イヨは試合を振り返り、「女子世界王座のサイドプレートはまだ私の名前が刻まれているけど、昨夜の試合の結末は私にとって本当に辛いものだった」と振り返り「タイトルを獲得するのは難しいけど、それを守り続けるのはもっと難しいってことを改めて思い知らされた」と珍しく意気消沈したコメント。それでも「レッスルマニアで私は必ずやり遂げて、WWE女子世界チャンピオンとして頂点に立つ」と力強く締めくくっていた。(ABEMA/WWE『RAW』)