「春季高校野球兵庫大会・3回戦、報徳学園5-0滝川」(27日、明石トーカロ球場) 滝川の今秋ドラフト候補右腕・新井瑛太投手(3年)が自己最速を更新する152キロをマークした。 五回までは直球で押し込み、順調に0を重ねた。崩れたのは六回。報…
「春季高校野球兵庫大会・3回戦、報徳学園5-0滝川」(27日、明石トーカロ球場)
滝川の今秋ドラフト候補右腕・新井瑛太投手(3年)が自己最速を更新する152キロをマークした。
五回までは直球で押し込み、順調に0を重ねた。崩れたのは六回。報徳打線に低めの変化球を見極められ、1死満塁から押し出し四球。さらに左犠飛などで一挙4失点を喫し、7回2/3を5安打5失点でマウンドを降りた。打では九回無死一塁で右前打をマークした。
この日は巨人など9球団のスカウトが視察。巨人・岸スカウトは「体の力は高校生の中でもトップレベル。二刀流の可能性を秘めている」と身体能力の高さを高く評価した。U18日本代表合宿にも参加した新井。投打で高い潜在能力を持つ逸材が、敗れたものの力を示した。