「西武-日本ハム」(30日、ベルーナドーム) 日本ハム・新庄剛志監督が、2打席連発の野村佑希内野手についに“降参”した。 まずは、1-1の同点で迎えた三回1死一、二塁の場面で野村が左越えに豪快な勝ち越し3ラン。意気揚々とダイヤモンドを回っ…
「西武-日本ハム」(30日、ベルーナドーム)
日本ハム・新庄剛志監督が、2打席連発の野村佑希内野手についに“降参”した。
まずは、1-1の同点で迎えた三回1死一、二塁の場面で野村が左越えに豪快な勝ち越し3ラン。意気揚々とダイヤモンドを回ってベンチ前まで来た4番に、指揮官は目尻を下げながら、両手人さし指でバツ印を作って出迎えた。
かねて新庄監督は野村が一発を狙って打撃の調子を崩すことを懸念。二塁打量産を求めてきた。18日の巨人とのオープン戦でも、ソロアーチを放った野村を胸の前でバツ印を作り、ちゃめっ気たっぷりに出迎えていた。
だが、1本目のアーチに「ボスが言うように、次は二塁打を打ちます!」とコメントしていた野村が、五回2死二塁から2打席連続アーチとなる2号2ランを放つと、ベンチの指揮官は両手で頭上に大きなマル印。大爆発の若き主砲をたたえていた。