「スターゼンカップ」28日の結果…中学生の部8強が出そろう ボーイズリーグの春の全国大会「スターゼンカップ 第55回日本少年野球春季全国大会」は28日、東京、神奈川、千葉の各会場で中学生の部の3回戦8試合が行われベスト8が出そろった。注目の…

「スターゼンカップ」28日の結果…中学生の部8強が出そろう

 ボーイズリーグの春の全国大会「スターゼンカップ 第55回日本少年野球春季全国大会」は28日、東京、神奈川、千葉の各会場で中学生の部の3回戦8試合が行われベスト8が出そろった。注目の湘南ボーイズ(神奈川県)と浜松北ボーイズ(静岡県)の試合は、接戦の末4-3で湘南ボーイズが制した。

 湘南は春季全国に16度出場し、ジャイアンツカップ(全日本中学野球選手権大会)優勝の実績を誇る中学球界の雄。浜松北は初出場だが熊本泗水ボーイズ(熊本県)、枚方ボーイズ(大阪北)ら強豪を破り、実力は折り紙付きだ。試合は湘南が、1点を追う6回1死満塁に、樺山來喜の適時打で同点、中村琉聖の押し出し四球で逆転に成功。さらに7回にも加点して突き放した。打っては2本の長打、投げては4~6回を1安打に抑えた1年生・今任葵の活躍も光った。一方、浜松北は7回2死から安川凛音の適時打で1点を返す粘りを見せたものの及ばなかった。

 春季優勝2回の京葉ボーイズ(千葉県)は同点の5回、満塁の好機に高井涼真が右翼線へ走者一掃の三塁打を放ち、今治中央ボーイズ(愛媛県)の反撃を抑えて勝利。愛知豊橋ボーイズ(愛知県東)は八幡南ボーイズ(北九州)を逆転で下し、愛知尾州ボーイズ(愛知県西)は最終回に忠岡ボーイズ(大阪南)を突き放して共に8強へ。準々決勝の愛知勢同士の激突が実現した。

 中学部の準々決勝と準決勝は30日、決勝は31日に実施される。

◎中学部・試合結果
【横須賀スタジアム】
紀州ボーイズ 4-3 岡山北ボーイズ
鯖江ボーイズ 5-4 宮城仙南ボーイズ

【浦安市運動公園】
湖南ボーイズ 7-0 開星中学ボーイズ
西松ボーイズ 7-5 神戸ボーイズ

【大和スタジアム】
湘南ボーイズ 4-3 浜松北ボーイズ
京葉ボーイズ 7-4 今治中央ボーイズ

【大田スタジアム】
愛知豊橋ボーイズ 9-5 八幡南ボーイズ
忠岡ボーイズ 1-5 愛知尾州ボーイズ(First-Pitch編集部)