大谷を目にしない日はない日本の光景を目にしたドジャースの同僚たちは…。(C)Getty Images 日本で目の当たりにした“想像を超える光景”に、さしものスターたちも驚きは隠せなかった。去る3月13日からありとあらゆるイベントが催されて列…

大谷を目にしない日はない日本の光景を目にしたドジャースの同僚たちは…。(C)Getty Images
日本で目の当たりにした“想像を超える光景”に、さしものスターたちも驚きは隠せなかった。去る3月13日からありとあらゆるイベントが催されて列島で話題沸騰となったMLBの開幕シリーズ。ドジャースがカブスに連勝して幕を閉じた連戦の白熱展開はさることながら、お茶の間は精鋭たちの一挙手一投足に酔いしれた。
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そうした中で選手たちも日本を大いに楽しんだ。滞在期間は6日と決して長いわけではなかったが、思い思いに異文化に触れ、貴重な経験を培った。
日本を満喫した戦士たちが口々に「驚いた」と語るのは、大谷翔平(ドジャース)の広告がいたるところに出ている日本国内の情景だ。沖縄県生まれのデーブ・ロバーツ監督が「ビートルズが世の中に出たときと同じ。とんでもなかったよ。あのようなものは見たことがない」と振り返った様子は、スターたちを愕然とさせた。
現地時間3月27日に米スポーツ専門局『ESPN』の取材に応じたクレイトン・カーショウは「本当にショウヘイはどこにでもいるんだ」と回想。昨オフに受けた左足の手術のため負傷者リスト入りしている大ベテランは、自費参加した日本遠征で受けた率直な思いを漏らしている。
「アメリカでは誰もが、ショウヘイが球界どんな存在か、そしてドジャースにとってどんな存在かを理解している。だが、日本という国で彼は違うんだ……。いや、あれは馬鹿げていたよ。本当に全ての看板に存在しているんだ。どこにでもいたんだ(笑)」
二刀流スターの母国で目の当たりにした“フィーバー”ぶり。想像を超えていた反響の大きさに触れ、「ショウヘイは日本中のあらゆる人から、ただただ愛されているんだと感じた」と語ったのはトミー・エドマンである。29歳のユーティリティーは、しみじみと回想している。
「僕が思うに日本人でショウヘイのことを嫌っている人なんて一人もいない。だから、そういう姿を見ているのは楽しかったよ」
日本国内においてお茶の間も巻き込んだ規格外の反響を生んでいる大谷。その規格外のスター性に、メジャーリーガーたちも舌を巻くしかなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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