「オリックス2-0西武」(15日、京セラドーム大阪) 西武は完封負けを喫し、連勝が2でストップ。先発の高橋光成投手は7回4安打1失点の好投も報われず、球団ワースト記録となる自身13連敗となった。 無援の悲劇に泣いた。高橋は初回、安打と盗塁…

 「オリックス2-0西武」(15日、京セラドーム大阪)

 西武は完封負けを喫し、連勝が2でストップ。先発の高橋光成投手は7回4安打1失点の好投も報われず、球団ワースト記録となる自身13連敗となった。

 無援の悲劇に泣いた。高橋は初回、安打と盗塁、捕手古賀の悪送球でいきなり無死三塁。太田の二ゴロで先制点を献上した。だが、二回無死満塁のピンチを無失点でしのぐと、三回から五回まで三者凡退に抑えた。六回、七回と走者を許しながらも無失点。打線の援護を待ち続けたが、打線が奮わなかった。

 21年から3年連続2桁勝利を挙げた元エースだが、昨季は0勝11敗。昨年4月14日のソフトバンク戦から連覇地獄に突入した。今年も初登板となった3月30日の日本ハム戦で5回6失点と崩れ、自身12連敗となった。

 それでも、前回8日のロッテ戦では5回1失点で勝ち負けつかず。この日は116球の熱投。勝ち運にも見放された格好となった。

 試合後、高橋は「立ち上がりは引っかける球が多く、色々なズレが起きてしまいましたが、粘り強く投げて、うまいこと試合の中で修正できました。久しぶりに長いイニングを投げられたのも良かったですし、先発としての仕事はできたと思います」とコメントした。