ボクシングの大橋ジムは15日、興行会社DANGANと共催する優勝賞金1000万円のヘビー級4回戦トーナメント「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」の組み合わせを発表した。5月27日に東京・後楽園ホールで1回戦8試合が…

 ボクシングの大橋ジムは15日、興行会社DANGANと共催する優勝賞金1000万円のヘビー級4回戦トーナメント「フェニックストーナメント・アジアヘビー級チャレンジカップ」の組み合わせを発表した。5月27日に東京・後楽園ホールで1回戦8試合が行われる。2回戦は7月8日、準決勝は9月26日、決勝は11月に開催され、会場はいずれも後楽園ホールを予定している。

 すでに発表されていた13選手に加え、中国籍2選手、琉球ジム所属の米国籍1選手の全16選手が出そろった。

 元K―1戦士で昨年11月のボクシングデビュー戦もKO勝利を飾った星龍之介(26)=大橋=は、ジアイー・フワング(中国)と拳を交える。参加選手中最もプロボクシング実績のある4勝(3KO)1敗の高山秀峰(32)=スパイダー根本=は、マハンハイリー・ヌールタイ(中国)と対戦。名門・帝京高サッカー部出身で身長192センチの大沼ケン(20)=角海老宝石=はフセイン・ロットフロ(18)=天熊丸木=との対戦が決まった。

 先月の大会開催発表会見で、大橋ジムの大橋秀行会長は「この大会をきっかけに他の格闘技、他のスポーツ選手にも集まってきてもらって、もっともっとヘビー級が盛り上がれば」と期待。DANGANジムの瀬端幸男会長は「優勝者にはチャンピオンのベルトも作りたい。ベルトを作ることでアジアのヘビー級も盛り上がると思う」と話し、将来的にはクルーザー級、ライトヘビー級、スーパーミドル級でも同様の取り組みを行う意向を示した。