昨季はWソックスが121敗で1900年以降のワースト記録更新【MLB】パドレス 2ー0 ロッキーズ(日本時間13日・サンディエゴ) メジャーリーグは開幕から約2週間が経過。ドジャースらが所属する激戦のナ・リーグ西地区では、早くも首位から8.…

昨季はWソックスが121敗で1900年以降のワースト記録更新

【MLB】パドレス 2ー0 ロッキーズ(日本時間13日・サンディエゴ)

 メジャーリーグは開幕から約2週間が経過。ドジャースらが所属する激戦のナ・リーグ西地区では、早くも首位から8.5ゲーム差をつけられるほど、開幕ダッシュに大失敗したチームがある。

 パドレスは12日(日本時間13日)、本拠地でのロッキーズ戦に2-0で勝利し、今季成績を12勝3敗とした。一方でロッキーズはこれで3勝11敗、勝率.214。パドレスとは8.5ゲーム差がつき、地区4位のダイヤモンドバックスにも4ゲーム差に。チーム防御率4.91は30球団ワースト2位、OPS.641はリーグワースト3位と厳しい状況となっている。

 2018年にはノーラン・アレナド内野手(現カージナルス)などを擁し、91勝で地区2位、プレーオフにも進出したが、以降は低迷。2022年から3年連続で地区最下位に沈んでいる。2022年に8年1億8200万ドル(約261億円)の大型契約で迎え入れた元MVPのクリス・ブライアント外野手が加入後3年間、故障もあって平均53試合にとどまり、打率.250、OPS.713と大不振。今季も13試合で打率.154、OPS.400と全く打てていない。

 開幕から躓いたロッキーズは年間127敗ペース。昨年はホワイトソックスが121敗を喫し、1900年以降のメジャーワースト敗戦記録を更新したが、わずか1年で“新記録”ペースとなっている。

「ロッキーズはまるでマイナーリーグ、それも2Aレベルのチームを出してるみたいだな。こんな醜い打線は見たことがない!見るに堪えない!」「ロッキーズは基本的にマイナーリーグのチーム」「チームを売れよ」と米ファンも辛辣で、「スポーツ界で最悪のフランチャイズだ」「リーグで最低のチームだ。恥ずべき球団」「恥ずかしいよ」などとも声が寄せられた。果たしてロッキーズは逆風を乗り越え、どうにか浮上できるだろうか。(Full-Count編集部)