「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス) ドジャースは八回に野手のミゲル・ロハス内野手がマウンドに上がった。山本由伸投手のグラブを借りてのモノマネ登板に本拠地スタンドからは大歓声がわき起こった。 ドジャースは七回に一挙5失点を喫する…

 「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースは八回に野手のミゲル・ロハス内野手がマウンドに上がった。山本由伸投手のグラブを借りてのモノマネ登板に本拠地スタンドからは大歓声がわき起こった。

 ドジャースは七回に一挙5失点を喫すると、八回にガルシアが炎上して今季ワーストの2桁11失点を喫した。ここでロバーツ監督はロハスをマウンドに上げた。

 右腕は山本のグラブを手にマウンドへ。さらに打者に投じる前には山本の仕草をモノマネし、ベンチの右腕も思わず笑みを浮かべていた。投球フォームも似せ、スローボールで打者を打ち取るとスタンドからは大歓声がわき起こっていた。さらにロハスはベンチに向かってドヤ顔。最速は55マイル(約89キロ)で1安打こそ許したが、1回を無失点に抑えた。

 ベンチでは大谷も笑みを浮かべ、ファンはスタンディングオベーション。ロバーツ監督もベテランをたたえていた。しかし続投した九回はカーショーのモノマネをして二塁打を浴び、佐々木朗希のモノマネでケリーに2ランを被弾するなど5失点。最終的に16失点で歴史的な大敗を喫した。