阪神デュプランティエは未勝利も…16回を投げて25奪三振の無双 阪神の新助っ人、ジョン・デュプランティエ投手が異次元の投球を続けている。ここまで3試合に登板し、16回を投げて25奪三振、防御率1.69。無双の30歳右腕に、「投…

阪神デュプランティエは未勝利も…16回を投げて25奪三振の無双

 阪神の新助っ人、ジョン・デュプランティエ投手が異次元の投球を続けている。ここまで3試合に登板し、16回を投げて25奪三振、防御率1.69。無双の30歳右腕に、「投げてる球がマジでレベチ」「奪三振マシーンやん」とファンは声をあげた。

 デュプランティエは26日の巨人戦(甲子園)に先発。5回88球を投げて4安打2失点にまとめ、勝利に貢献した。奪った三振は毎回の9つ。岡本の犠飛、内野ゴロで2点は失ったが、三振の山を築いた。

 30歳右腕は2019年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。通算19登板で1勝4敗、防御率6.70をマークした。昨季はメッツとドジャース傘下マイナーでプレーし、23登板で6勝3敗、防御率4.20だった。

 阪神1年目の今季はここまで3登板で1敗。白星はついていないが、奪三振率は14.06に及ぶ。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、奪三振割合を示す指標「K%」は38.5%で、10投球回以上の投手では12球団断トツ。奪三振割合と与四球割合の差「K-BB%」も33.8%で1位だ。

 新助っ人の躍動にファンも歓喜。SNSには「くそええピッチャー」「超良いな」「凄すぎる」「最強や」「手放さないでほしい」「圧倒的」「勝ちつかないの流石に不憫過ぎる」「そろそろ勝ちを付けてあげてほしい」とコメントが寄せられた。今後の投球に注目が集まる。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。