「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス) ドジャースの佐々木朗希投手が二回にメジャー初被弾を許した。 初回を三者凡退で立ち上がった佐々木。二回先頭のブッシュを簡単に追い込み、スプリットで空振り三振かと思いきや、三塁塁審はノースイング…

 「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が二回にメジャー初被弾を許した。

 初回を三者凡退で立ち上がった佐々木。二回先頭のブッシュを簡単に追い込み、スプリットで空振り三振かと思いきや、三塁塁審はノースイングの判定。スタンドからは大きなタメ息が漏れた中、6球目のフォーシームが外角高めへの逆球となって完璧に捉えられた。

 打球は左中間スタンドに飛び込むソロ本塁打。メジャー移籍後、打者47人目でくらった初被弾だ。ここまで長打も許していなかっただけに、マウンドの右腕はぼうぜんの表情を浮かべた。

 それでもしっかりと後続を抑えた佐々木。最少失点で切り抜けた。三回には1死満塁のピンチを迎えたが、エドマンの好判断、さらにパヘズのグランドスラムキャッチにも助けられ、無失点に抑えた。

 四回もT・ヘルナンデスの好捕に救われ、五回は1死一、二塁のピンチをしのいだ佐々木。メジャー最長となる5回を投げ3安打1失点で降板。初勝利は次戦に持ち越しとなった。