「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス) ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、初回を三者凡退に抑えた。しかし二回、先頭のブッシュにフォーシームを左中間スタンドに運ばれた。 3月29日のタイガース戦で二回途中KOを食らっ…

 「ドジャース-カブス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、初回を三者凡退に抑えた。しかし二回、先頭のブッシュにフォーシームを左中間スタンドに運ばれた。

 3月29日のタイガース戦で二回途中KOを食らって以来となる本拠地のマウンド。先頭のハップに対しいきなり3ボールとなったが、立て直して内角直球で一ゴロに仕留めた。ベースカバーに入った佐々木はフリーマンからの送球がグラブから飛び出しそうになり、思わず苦笑い。続くタッカーにもボールが先行し、捉えられた打球がセンターを襲ったが、パヘズがスライディングキャッチで好捕。思わずマウンドでグラブをたたいた。

 2死から鈴木をきっちりと遊ゴロに仕留め三者凡退。スタンドからは歓声がわき起こった。

 二回は4番・ブッシュの2球目に最速となる98・3マイル(約158キロ)を計測。しかしカウント2-2からの6球目を左中間へ運ばれてしまった。メジャーで許した初の長打が一発となった。

 佐々木は3月19日の開幕第2戦でカブスと対戦し、3回1失点に抑えた。前回登板のフィリーズ戦では勝利投手目前の五回途中で降板したが、ベンチから身を乗り出して声援を送るシーンもあった。