「ヤクルト-中日」(6日、神宮球場) ヤクルト・奥川恭伸投手が先発したが5回を7安打5失点で降板。今季初勝利はまたお預けとなった。 立ち上がりから安定感を欠いた。初回先頭の岡林に二塁打を浴び、ブライトに四球を与えるなどで1死二、三塁のピン…

 「ヤクルト-中日」(6日、神宮球場)

 ヤクルト・奥川恭伸投手が先発したが5回を7安打5失点で降板。今季初勝利はまたお預けとなった。

 立ち上がりから安定感を欠いた。初回先頭の岡林に二塁打を浴び、ブライトに四球を与えるなどで1死二、三塁のピンチを招く。ここで石川昂に中前適時打を2点を先制された。なおも1死一塁から板山に左中間適時二塁打を浴び1失点を許した。

 味方打線が二回までに4点を奪って逆転してくれが、右腕は武器の制球に苦しみ、修正できなかった。4-3の四回には細川に左翼スタンドに痛恨のソロを浴びて同点に追いつかれた。4-4の五回には1死後、カリステに中越え三塁打を浴び、石川昂の三ゴロの間に1失点し勝ち越しを許した。ベンチはこの回限りでの降板を決断した。

 「先制点を与えてしまって流れをつくることができなかった。野手の方が援護してくれて逆転してくれたにもかかわらず、勝っている状態で後ろに繋げることができず申し訳ないです」とコメントした奥川。6年目の今季は3月28日・巨人戦(東京ド)で初の開幕投手を務めた。6回を7安打無失点と力投。「すごく緊張しましたが、何とか6回投げ切ることができました」。ただチームが逆転負けを喫して白星がスルリと逃げていた。