「巨人0-1阪神」(6日、東京ドーム) 巨人が五回に同点のチャンスを作るも、代打・坂本勇人内野手が左飛に倒れて無得点。ベテランの不振が深刻だ。 阪神・先発の門別に4回まで1安打に封じ込まれていた巨人打線。五回、先頭の甲斐が中前打を放って初…

 「巨人0-1阪神」(6日、東京ドーム)

 巨人が五回に同点のチャンスを作るも、代打・坂本勇人内野手が左飛に倒れて無得点。ベテランの不振が深刻だ。

 阪神・先発の門別に4回まで1安打に封じ込まれていた巨人打線。五回、先頭の甲斐が中前打を放って初めて先頭打者を出塁させた。2死から甲斐が二盗に成功し、門脇は四球。ここで阿部監督は石川に代えて代打・坂本を告げた。

 ベテランの奮起に期待がかかったが、カウント2ボールから低めの変化球を打ち上げて左飛。好機を生かすことはできなかった。開幕から打撃不振に陥っている坂本は、16打数1安打、・063まで打率が下降。前日には解説のため球場を訪れていた阪神OBの鳥谷敬氏とバッティング談義をかわすなど、不振脱却へ必死に調整を続けている。

 七回2死二塁の好機では低めの変化球を打たされる形で遊ゴロ。再び好機を生かせず、打率は・059へ下降した。

 チームは痛恨の完封負けで同一カード3連敗。首位から陥落してしまった。1点ビハインドの九回に大勢が登板するも、打線の奮起にはつながらなかった。