リンカーンウェイ・イースト高4年の左腕、ジャック・バウアー 米国の18歳高校生が、102マイル(約164.2キロ)の剛球を投げ、話題になっている。イリノイ州のリンカーンウェイ・イースト高4年の左腕、ジャック・バウアー投手で、米紙「ニューヨー…
リンカーンウェイ・イースト高4年の左腕、ジャック・バウアー
米国の18歳高校生が、102マイル(約164.2キロ)の剛球を投げ、話題になっている。イリノイ州のリンカーンウェイ・イースト高4年の左腕、ジャック・バウアー投手で、米紙「ニューヨーク・ポスト」が特集記事を組むなど早くも注目の存在に。ファンは「なんてこった」「非現実的だ」と驚きの声をあげている。
同紙は「背番号24で102マイルを投げる高校生投手、ジャック・バウアーを紹介」との見出しで記事を掲載。アマチュア野球のスカウティング情報を提供する「Prep Baseball Georgia」による情報を引用する形でバウアーの活躍を伝えた。
バウアーは1日(日本時間2日)に行われたコフィー高との試合で登板。最速102マイル(約164.15キロ)を叩き出した。2回1/3回を投げ1安打5奪三振も、5四球を与え敗戦投手になったという。米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」の記事も引用。同誌は「昨年はコントロールが怪しかったが、今年になって球速が飛躍的に上がったことで、MLBドラフトの1巡目か2巡目の魅力的な選択肢になる可能性がある」と伝えた。
「Prep Baseball Report」のアシスタント・スカウティング・ディレクターであるイアン・スミス氏は自身のX(旧ツイッター)にバウアーの投球動画を投稿。速球の球速は97~101マイル(約156~162.5キロ)が6球、最速102マイル(約164.15キロ)で、スライダーは81~84マイル(約130~135キロ)、チェンジアップは85~88マイル(約136.7-141.6キロ)だったという。「非常に力が抜けていて運動能力の高い投げ方。バージニア大学への進学が決まっている」と伝えた。米メディア「ジョムボーイ・メディア」もXで「高校4年生で左腕のジャック・バウアーがイリノイで102マイルの球を投げている」と紹介している。
バウアーは投手兼一塁手で左投げ左打ち。身長190.5センチ、体重86.6キロと堂々した体格を誇る。有望すぎる18歳にファンも興味津々。「火の玉…」「凄い球」「肘が破裂する。いっそのこと今TJ手術を受けたほうがいい」「まったくもってばかげてる」「ドラフトで指名される」「私ならバージニア大学には近寄らずプロ入りする」「かなり楽に投げているように見える」「いいメカニクス……一流の投手になる」と声をあげている。今後どんな投手に成長するだろうか。(Full-Count編集部)