「マーリンズ4-2メッツ」(1日、マイアミ) メッツの千賀滉大投手が今季初先発し、5回4失点でKOされた。8奪三振の力投まさか、まさかの連続となり、初黒星を喫した。 初回、いきなり右越えの二塁打を浴びた千賀。続くストワーズには150キロを…
「マーリンズ4-2メッツ」(1日、マイアミ)
メッツの千賀滉大投手が今季初先発し、5回4失点でKOされた。8奪三振の力投まさか、まさかの連続となり、初黒星を喫した。
初回、いきなり右越えの二塁打を浴びた千賀。続くストワーズには150キロをセンターへはじき返され、スタンドイン。わずか4球で2点を失った。マウンドで厳しい表情を浮かべる右腕。嵐の船出となったが、ここからしっかりと立て直した。
変化球を丁寧に低めに集めて後続を3人で仕留め初回を終わらせた。二回は連続三振を奪い、2死からリンドーアの失策で出塁を許したが、捕手のトーレンスが鮮やかに二盗を阻止。直後にリンドーアが今季初安打となる中前適時打を放ち試合は振り出しに戻した。
三回は先頭をフォークで空振り三振に斬ると、後続も連続三振。圧巻の3者連続Kで流れを引き寄せた。四回は先頭打者の遊ゴロをリンドーアがまさかの落球。この試合2失策目で出塁を許した。ここから2死を奪ったが、ブライドを四球で歩かせてしまい、ボーリーには左中間を真っ二つに破られる2点二塁打を浴びた。
直後にはピッチクロック違反と判定され、審判が制止しようとしたが、投じたボールが打者の顔面付近へ。ヒヤリとする展開に敵地スタンドからはブーイングもわき起こった。
五回も続投し、三者凡退に抑えた千賀。だが打線の援護なく、今季初黒星を喫した。