<ソフトバンク-ロッテ>◇30日◇みずほペイペイドームソフトバンクに新加入の上沢直之投手(31=レッドソックス)が今季初先発し、4回までノーヒット投球を続けるも、5回にソロを被弾した。4-0の5回。先頭の4番ソトに1発を献上した。フルカウン…

<ソフトバンク-ロッテ>◇30日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンクに新加入の上沢直之投手(31=レッドソックス)が今季初先発し、4回までノーヒット投球を続けるも、5回にソロを被弾した。

4-0の5回。先頭の4番ソトに1発を献上した。フルカウントから投じた6球目、外角カットボールを左中間ホームランテラス席へ運ばれた。だが、その後は後続を打者3人で抑え、この回を最少失点で切り抜けた。

移籍後初登板は初回からテンポ良く投げ込み、4回までは無安打無失点1四球のみの好投。2回は2死で6番ポランコを3球三振。わずか2球で追い込むと、最後は真ん中低めへ140キロの落ち球でバットの空を切らせた。

2-0の3回は1死から四球を与えるも、次打者を注文通りの遊ゴロ併殺に仕留めた。4回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せた。

上沢は23年のオフに日本ハムからポスティングシステムを利用して米球界挑戦も、昨季はメジャー登板2試合のみだった。ホークス加入後は宮崎春季キャンプをA組(1軍)で完走し、オープン戦は4試合に先発。計15回1/3を投げ6失点、防御率3・52だった。

国内での公式戦登板は、日本ハム時代の23年10月1日以来546日ぶりとなった。