ドジャースのイーベル三塁コーチ…日本のファンは「野球が好きなんだ」 温厚な表情から、闘志が垣間見えた。ドジャースのディノ・イーベル三塁コーチは、2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表のコーチン…

ドジャースのイーベル三塁コーチ…日本のファンは「野球が好きなんだ」

 温厚な表情から、闘志が垣間見えた。ドジャースのディノ・イーベル三塁コーチは、2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表のコーチングスタッフとして選出された。イーベル氏は準優勝した2023年の第5回WBCに続いての選出。2024年11月に行われた野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」でも、米国代表コーチとして参戦していた。

 今大会も選出され「グッド! 興奮しているよ。前回も参加したけど、母国を代表できることはいつだって名誉なことだ。WBCはワールドシリーズのように痺れる雰囲気だ。チームの一員になれて興奮しているよ」と前のめりに話した。

 前回大会の2023年3月は決勝を侍JAPANと戦った。惜しくも敗れたため「決勝が日米対決になったとしても、勝たなければいけない。でも、実現したら良いカードだね」と胸を躍らせていた。

 59歳のイーベル氏は2006年から2018年まではエンゼルスに在籍。2019年からはドジャースに移り、今季で就任7年目。大谷翔平投手とはエンゼルス、ドジャースで同じユニホームを着て戦っている。

 今年3月の東京開幕シリーズだけでなく、国際大会での来日経験もあり「最高だったよ! プレミア12でも行ったけど(その時も)エキサイティングだった。(今回は)カブスと対戦して、練習試合も2試合したけれど、グレートだったよ。日本の野球ファンはショウヘイ(大谷)、ロウキ(佐々木)、ヨシ(山本)、そしてドジャースを応援してくれた。日本でシーズンを開幕することができてよかった。またやりたいね」と目を輝かせた。

 日本のファンについては「彼らは野球が好きなんだ。素晴らしいファン。彼らの前でプレーできたことはエキサイティングなことだったよ。ドジャースの一員としてでも(それ以外の機会でも)また行けたら最高だね」と、再来日を楽しみにしていた。(Full-Count編集部)