ロハスは8回から登板…2回を7安打5失点だった【MLB】カブス 16ー0 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス) ドジャースは12日(日本時間13日)、本拠地でのカブス戦に0-16で大敗した。0-11の8回からはミゲル・ロハス内野手が登…
ロハスは8回から登板…2回を7安打5失点だった
【MLB】カブス 16ー0 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)
ドジャースは12日(日本時間13日)、本拠地でのカブス戦に0-16で大敗した。0-11の8回からはミゲル・ロハス内野手が登板する場面も。“捨て試合”になったものの、デーブ・ロバーツ監督はロハスに対して「間違いなく助かる」と感謝を惜しまなかった。
先発の佐々木朗希投手は、2回にマイケル・ブッシュ内野手にメジャー初被弾を許したものの、味方の好守もあって渡米後最長の5回を投げて4安打1失点の粘投を見せた。しかし、ベン・カスパリウスが1回2/3を7安打6失点、ルイス・ガルシアが1/3回で3安打4失点と大炎上。観客の大半が帰路に就き、8回からはロハスがマウンドに向かった。
山本由伸投手の青いグラブをつけ、フォームをモノマネ。現地実況も笑いをこらえるのが精一杯だったが、緩いボールで順調にアウトを重ねた。続投した9回は左投げのクレイトン・カーショー投手、佐々木の投球フォームを披露。この回は一発を浴びるなど5失点を喫したが、大敗の状況の中で一服の清涼剤となった。
ロハスのおかげで、2イニングはブルペン陣を起用せずに済んだ。長い連戦が続くメジャーリーグにおいて、野手登板は戦略的な意味合いを持つ。ロバーツ監督は「こういう試合でちょとした陽気なことをしてくれると、間違いなく助かる。そして、救援陣ともうまくやっていけていると思う。試合を(しっかりと)見ているということだね。2回を投げてくれたことは、私たちにとって非常に大きかった」と、笑顔にさせただけでなく、ブルペンを救った36歳に御礼を伝えた。(Full-Count編集部)