◆第85回桜花賞・G1(4月13日、阪神競馬場・芝1600メートル、稍重) 牝馬クラシックの第1戦は3歳馬18頭で争われ、3番人気で岩田望来騎手騎乗の2歳女王アルマヴェローチェ(栗東・上村洋行厩舎、父ハービンジャー)は首差の2着に敗れた。2…

◆第85回桜花賞・G1(4月13日、阪神競馬場・芝1600メートル、稍重)

 牝馬クラシックの第1戦は3歳馬18頭で争われ、3番人気で岩田望来騎手騎乗の2歳女王アルマヴェローチェ(栗東・上村洋行厩舎、父ハービンジャー)は首差の2着に敗れた。21年ソダシ、23年リバティアイランドに続く阪神JF1着からの“直行V”を狙ったが、かなわなかった。

 勝ったのは3番人気のエンブロイダリー(美浦・森一誠厩舎、父アドマイヤマーズ)で、ジョアン・モレイラ騎手は昨年に続く連覇。勝ちタイムは1分33秒1。3着は4番人気のリンクスティップ(ミルコ・デムーロ騎手)が入った。

  岩田望来騎手(アルマヴェローチェ=2着)「いい形の競馬はできました。ポジションも理想通り。あとは結果だけでした。自分の馬も伸びたが、向こうも伸び返してきました」

 上村調教師(アルマヴェローチェ=2着)「理想的な競馬でした。勝った馬にうまく乗られましたね。ジョッキーには、外を回ってこいと言っていました。思い切って外に出してくれたけど、向こうが最後うまく乗りましたね。オークスで巻き返したい。今日は仕方ないですね」