◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(12日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585yd(パー72)◇晴れ(観衆7203人)19歳のルーキー入谷響は第2ラウンドを7バーディ、3ボギーの「68」でプレーした。後続に1…

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(12日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585yd(パー72)◇晴れ(観衆7203人)
19歳のルーキー入谷響は第2ラウンドを7バーディ、3ボギーの「68」でプレーした。後続に1打差の通算9アンダー首位で残り18ホールに臨む。
「バーディをたくさん取れている部分に関しては本当にすごくいいプレーができていると思うけど、もったいないボギーも多い。それをなくしたい印象です」
この日は元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)と同組だったが、まったく物怖じしないプレーぶりだった。第2ラウンドの1番(パー5)は181ydから6Iで5mにつけて2パットのバーディ。続く2番(パー3)も48度で1.5mにつけて連続バーディを手にした。

今週タッグを組み、“通算30勝”以上をサポートしてきた森本真祐キャディも「飛んで曲がらないドライバーがすごい」と太鼓判。入谷は飛距離について「特別なことはしていない。自重でのスクワットぐらいです。(目標は)飛ばせるなら300ydいきたいです。平均では265ydぐらいいきたい」。今週の平均飛距離は全体1位の272.25ydで、この日の17番(パー5)も1位の299ydを記録した。
最終日を首位で迎えるのはもちろん、最終日最終組もアマチュアでの4試合を含めてツアー9試合目で初めてだが、今季全4試合で予選を通過し、2週前の「アクサレディス」では初トップ10の6位を記録。「優勝を意識し過ぎると自分のプレーができずに縮こまったプレーになってしまうので、あまり意識せずに目の前の一打に集中してやっていきたい」。ルーキー一番乗りがかかる初優勝へ、安田祐香と蛭田みな美の先輩プロ2人と同組でプレーする。(埼玉県鳩山町/玉木充)