敵地のマウンドで1回無失点■中日 4ー1 阪神(29日・バンテリンドーム) 2年ぶりに背番号65がマウンドに帰ってきた。阪神の湯浅京己投手が29日、敵地バンテリンドームで行われた中日戦に2番手で登板。約2年ぶりとなる1軍のマウンドを1回無失…
敵地のマウンドで1回無失点
■中日 4ー1 阪神(29日・バンテリンドーム)
2年ぶりに背番号65がマウンドに帰ってきた。阪神の湯浅京己投手が29日、敵地バンテリンドームで行われた中日戦に2番手で登板。約2年ぶりとなる1軍のマウンドを1回無失点に抑え、復活への一歩を踏み出した。
3点を追う7回に2番手として登板。先頭の木下拓に中前打を許し、続く山本には犠打で1死二塁とされるも、落ち着いて後続を断った。最速150キロをマークし、球威の復活も感じさせた。
BCリーグ(当時)の富山から2018年ドラフト6位で阪神に入団。2022年に43ホールドを記録し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得。2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表「侍ジャパン」の一員として優勝に貢献するなど、順風満帆のように見えた。
しかし、2023年は15試合で防御率4.44と数字を落とした。さらに2024年8月には国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術を受けた。
1軍では2023年11月2日の日本シリーズ第5戦以来の544日ぶり、レギュラーシーズンを含めると23年6月15日のオリックス戦以来、684日ぶりの登板。復活劇にSNSでは「おかえりなさい! 無失点ピッチングを続けてもらって勝ちパに戻って来てほしいな」「まずは無事に復帰登板できてよかった」「泣きそうになった」「ほんまに嬉しいし、150出してるのやばすぎ」「これからの活躍に期待」と温かい声が寄せられている。(Full-Count編集部)