「中日3-2巨人」(1日、バンテリンドーム) 収穫と課題を得た今季初黒星となった。打線は初対戦の中日先発・マラーに苦しみながらも、2点を追う九回に大城卓の右前適時打などであと一歩まで迫り、巨人・阿部慎之助監督(46)も「最後、何とか良い形…
「中日3-2巨人」(1日、バンテリンドーム)
収穫と課題を得た今季初黒星となった。打線は初対戦の中日先発・マラーに苦しみながらも、2点を追う九回に大城卓の右前適時打などであと一歩まで迫り、巨人・阿部慎之助監督(46)も「最後、何とか良い形を作れた。明日につながると思う」と納得の表情だ。
課題は七回の守り。無死二塁から村松の投前への送りバントを井上は三塁へ送球。タイミングはアウトも、二走の上林が三塁手・中山のタッチをかいくぐったとセーフの判定。指揮官も「難しいが確実にアウトにしてほしかった」と悔やんだ。
続く木下には初球の外角直球で一塁前へのセーフティースクイズを決められ決勝点を献上。バッテリーの隙を突かれた形となった。それでも今季の中日の戦い方に「4番にバントをさせたり、勉強になりました」と阿部監督。長いシーズンを見据えた収穫を強調した。