◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 最終日(27日)◇ザ・クラブatカールトンウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)米ツアー参戦2年目の西郷真央が5人プレーオフを制し、日本女子5人目のメジャー制覇で、米ツアー初優勝を飾った。西…

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 最終日(27日)◇ザ・クラブatカールトンウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)
米ツアー参戦2年目の西郷真央が5人プレーオフを制し、日本女子5人目のメジャー制覇で、米ツアー初優勝を飾った。
西郷は最終日を最終組で首位タイからスタート。硬さを増すグリーンと風によりフィールド全体が伸び悩む中、3バーディ、5ボギーの「75」で回り、通算7アンダーでフィニッシュ。トップを1打差で追う最終18番(パー5)で2.5mのバーディパットを沈め、キム・ヒョージュ(韓国)、イン・ルオニン(中国)、アリヤ・ジュタヌガン(タイ)、リンディ・ダンカンとの5人プレーオフに持ち込んだ。
18番で行われたプレーオフ1ホール目はフェアウェイから2オンを狙い、グリーン奥ラフへ。アプローチを1m弱に寄せ、バーディを奪取。他の4人がバーディを奪えず、勝負を決めた。
西郷はグリーンサイドのインタビューで「もう…夢にまで見たメジャー優勝なので今でも信じられないです。本当にうれしいです」と震える声で喜びを語った。ウィニングパットは「手が震えるどころか全身が震えて今もそれが残っていて…」と歓喜の涙を流した。

大会連覇のかかっていた世界ランキング1位のネリー・コルダは通算2アンダー14位。初日117位からの出遅れから3日間アンダーパーを並べてトップ10に迫った。
西郷を除く日本勢10人は上位に食い込めず、岩井千怜は「71」、古江彩佳は「73」、山下美夢有は「74」で通算2オーバー30位。吉田優利は今週初の60台となる「69」で通算3オーバー40位。西村優菜は「74」、岩井明愛は「75」、渋野日向子は「76」で通算4オーバー44位。畑岡奈紗は「71」で通算5オーバー52位、竹田麗央は「79」で通算6オーバー59位、勝みなみは「75」で通算7オーバー62位で終えた。




