【WRC】第4戦 ラリー・イスラス・カナリアス(4月26日/デイ2)【映像】攻める勝田!豪快ドリフトでド派手ターン スペインのカナリア諸島、グラン・カナリア島で行われたWRC(世界ラリー選手権)の2025年第4戦、日本人ドライバーの勝田貴元…

【WRC】第4戦 ラリー・イスラス・カナリアス(4月26日/デイ2)

【映像】攻める勝田!豪快ドリフトでド派手ターン

 スペインのカナリア諸島、グラン・カナリア島で行われたWRC(世界ラリー選手権)の2025年第4戦、日本人ドライバーの勝田貴元が見せた果敢なテクニックに、多くのギャラリー、視聴者が興奮させられている。

 「ラリー・イスラス・カナリアス」は競技初日を終えて、トップ5をトヨタチーム(TGT-WRT)が独占する結果となった。ただし、日本人期待の勝田はルーキーのサミ・パヤリに約5秒差をつけられて総合5位と、本人としては満足のいかない状況であった。

 しかしデイ2、勝田は5位からジャンプアップすべく、朝一番のステージであったSS7「モヤ・ガルダー」で奮起した姿を見せつける。このステージは序盤で街中を走行し、徐々に登坂路へと進んでいく構成。勝田はスタート直後のドーナツターンエリアへかなり高い速度で突っ込んでいった。

 ここは特設エリアではなく街中ということで、コース周囲の障害物も距離が近い。下手したらオーバースピードでドリフトを失敗してクラッシュする可能性さえあったものの、さすがは日本人公道最速ドライバー。思い切り滑らせたマシンのリアを見事に収束させ、勝田のGRヤリスは立ち上がりの直線路へ入っていった。

 その後の登坂路もアグレッシブに攻めつつ、最後はキツくなったタイヤをうまくマネージメントしながらフィニッシュし、3位のエバンスとわずか0.5秒遅れのタイムで4位に入り込んだ。この勝田の美技に、視聴者からも「勝田たのむぞ」「勝田は結構積極的に振るね」「うめえ」「変な曲がり方してるw」「今日はパヤリより速い」「パヤリ逆転できそうだタカ」といった応援コメントが並んだ。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)