現地18日、「ATP500 サンクトペテルブルク」(ロシア・サンクトペテルブルク/10月12日~10月18日/室内ハードコート)男子シングルス決勝で、第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)…
現地18日、「ATP500 サンクトペテルブルク」(ロシア・サンクトペテルブルク/10月12日~10月18日/室内ハードコート)男子シングルス決勝で、第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第7シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に、7-6(5)、6-4で勝利。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に並ぶ、今シーズン4個目のタイトルを獲得した。【実際の動画】ゾーンに入ったルブレフの強打の連続攻撃!
ルブレフはこの試合で、完璧なサービスキープを披露し続けた。ファーストサーブポイント獲得率は86%、セカンドサーブポイント獲得率でも71%と隙がなく、一度もブレークポイントを与えなかった。
ATP(男子プロテニス協会)によると、ルブレフは優勝後「幸せだよ。この優勝は本当に特別なものだよ」「金曜に祖母を亡くしてしまって、本当に大変だった」と語っている。
ルブレフは同大会で5人目のロシア人優勝となり、10月19日付けの世界ランキングで、キャリアハイを更新する8位となった。これで今シーズンは34勝7敗と、ジョコビッチ(37勝2敗)に次ぐ2位の勝ち星を挙げている。
また今回の優勝により、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への初めての出場権獲得にも大きく近づいた。
「出場権獲得への良いチャンスだと分かっているけれど、それでもまだ100%じゃない」
「今年自分にチャンスがあるとは思っていなかった。だから最終的には何も変えることはないよ。たとえ出場権を獲得できなかったとしてもね。とにかく今シーズンは本当に良かった。もし出場できたら本当に嬉しい。最高の選手たちと競い合うチャンスだし、ベストを尽くすことができる」
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP500 サンクトペテルブルク」で優勝したルブレフ
(Photo by Mike Kireev/NurPhoto via Getty Images)