山本由伸の投球を米メディア称賛「ナ・リーグで最強の投手」 開幕から圧倒的な投球を見せるドジャース・山本由伸投手への注目が日に日に高まっている。今季5試合目の登板となった18日(日本時間19日)の敵地レンジャーズ戦では7回無失点。今季3勝目を…

山本由伸の投球を米メディア称賛「ナ・リーグで最強の投手」

 開幕から圧倒的な投球を見せるドジャース・山本由伸投手への注目が日に日に高まっている。今季5試合目の登板となった18日(日本時間19日)の敵地レンジャーズ戦では7回無失点。今季3勝目をあげた投球を、米記者も「ナ・リーグで最強の投手だ」と称賛している。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者はX(旧ツイッター)で、「デーブ・ロバーツ監督はヤマモトをナ・リーグ最強の投手だと言及した」のコメントとともに山本の成績とレンジャーズ戦の投球動画を公開。その動画のなかで「MLB全体でみても現時点で最強かもしれない」と右腕を称えた。

 マッケイン記者は山本の武器となるスプリットとカーブにも注目。「インクレディブルなほど球に力がある。速球に見えるスプリットはテーブルから落下しているようだった。カーブはヨーヨーのようだった」と10三振を奪ったレンジャーズ戦の好投を振り返った。

 投稿では山本の成績も紹介されており、防御率はリーグ2位の0.93。K%(奪三振÷打席数)もリーグ2位の35.2%、運の要素を排除することによって高い精度で投手能力を数値化したSIERAは2.04とリーグ1位を誇る。他の投手成績でも上位にランクインする右腕を、ドジャースのレジェンド投手、フェルナンド・バレンズエラ氏になぞらえて「ヤママニアは既に到来しているのだ」と伝えた。

 メジャーに挑戦して2年目。名門ドジャースで確固たる地位を確立し、エースに相応しい活躍を続けている山本の投球は日本のみならず、世界の野球ファンの心を魅了しているようだ。(Full-Count編集部)