ソーム捕手「最初は苦労したようだ。グーグル翻訳を使って会話をした」 花巻東時代に高校通算140本塁打を記録し、米国のスタンフォード大に進んだ佐々木麟太郎内野手を米スポーツ局「ESPN」が「米大学野球界の次なる大物」として特集した。「ササキは…

ソーム捕手「最初は苦労したようだ。グーグル翻訳を使って会話をした」

 花巻東時代に高校通算140本塁打を記録し、米国のスタンフォード大に進んだ佐々木麟太郎内野手を米スポーツ局「ESPN」が「米大学野球界の次なる大物」として特集した。

「ササキは現在、英語での会話ができるようになっている。しかし、初めて(大学を)訪れたときは言葉の壁が大きな障害となった。(日本の)学校で英語を学んできたが、その教育で得た基礎は、当初はあまり役に立たなかったと感じていた」と同局。しかし、すさまじい勢いで成長を遂げているようだ。

 チームメートのチャーリー・ソーム捕手が証言する。「それは彼の人間性をよく表しているし、本当に勇敢な奴だよ」「最初に来たときはちょっとたどたどしくて、少し苦労したようだった。幸運にも昨年初めの頃に遠征で同部屋になったんだけど、その時、僕たちはグーグル翻訳を使って何度も会話をしたんだ。ああいう時間は本当に楽しかった。今では(英語が)かなり上達してるよ。みんなと笑ったり冗談を言い合ったりしている。素晴らしいことだよ」。

 スタンフォード大のデビッド・エスカー監督は「練習の真っ最中にいきなり彼を入れて、バントの守備をさせたり指示を出したりしてもとても巧みに対応しました。『うちではこうやるよ』『ここへ動くんだよ』と伝えれば、すぐに理解しました。投手との守備での連携などでも、一塁手としてしっかりコミュニケーションを取れる。野球選手としては全然シャイではないですね」と、野球面で言葉の壁はほぼなかったことを明かした。(Full-Count編集部)