バドミントン男子で、元世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)が21日、自身のSNSを更新し、今年度から「選手兼コーチ」として活動することを報告した。所属のホームページでも肩書は「選手兼コーチ」と記された。 投稿では「今シーズンも引き…

 バドミントン男子で、元世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)が21日、自身のSNSを更新し、今年度から「選手兼コーチ」として活動することを報告した。所属のホームページでも肩書は「選手兼コーチ」と記された。

 投稿では「今シーズンも引き続き、NTT東日本バドミントン部の一員として、現役を続けていきますが、今年度は新たにチームのコーチとしてもチャレンジしていきます」と報告。「僕は今でも、バドミントンに対して日本代表として活動していたときと変わらずに情熱を持って取り組んでいます。これからも、もっともっとバドミントンを僕自身も楽しみたいし、多くの人たちにも楽しんでもらいたいと思っています。今シーズンもより多くのことにチャレンジしていきますので、これからも応援よろしくお願いします」とつづった。

 かつて世界ランク1位に約3年間も在位し、2度の世界王者に輝いた日本のエース。20年に海外で不慮の交通事故に巻き込まれて大けがを負ったが、シャトルが二重に見えるなどの後遺症と戦いながら完全復活を目指した。パリ五輪の代表を逃した後は、「世界一を目指すまでいけない」との理由で24年5月のトマス杯を最後に“代表”から引退。戦いの舞台を国内に移していた。