【ブンデスリーガ】バイエルン 2-2 ドルトムント(日本時間4月13日/アリアンツ・アレーナ)【映像】極上のエンジェルパスで同点弾をアシスト(1:15) バイエルンのMFトーマス・ミュラーが見せた“エンジェルパス”に脚光が集まっている。今季…
【ブンデスリーガ】バイエルン 2-2 ドルトムント(日本時間4月13日/アリアンツ・アレーナ)
バイエルンのMFトーマス・ミュラーが見せた“エンジェルパス”に脚光が集まっている。今季限りで退団が決まっている元ドイツ代表MFのアシストにファンたちが歓喜した。
バイエルンはブンデスリーガ第29節でドルトムントとの“デア・クラシカー”を迎えた。終始押し込んで試合を進めるバイエルンだったが後半開始早々にカウンターから失点。嫌な雰囲気を一掃したのが、ミュラー“らしい”ワンタッチパスだった。
65分、左サイドの高い位置で、FWセルジュ・ニャブリがドリブルを仕掛ける。そのままボックス左に侵入してマイナス方向へとボールを流し込んだ。ここに待ち構えていたミュラーは、自分で打つこともできたような状況だったが、より確実性が高いラファエル・ゲレーロへとワンタッチで落とす。どうぞ決めてくださいのメッセージがこもったラストパスを、ゲレーロが右足で流し込みバイエルンが試合を振り出しに戻した。
このゴールについて解説を務めた福田正博氏も「何度も見てきたようなミュラーの落としですね」とミュラーのプレーを絶賛。またSNSのファンたちも「ミュラーのポジショニングと状況判断えぐい」「これぞミュラー」「本当に気が利く選手だよな」「メッセージを込めたパスだな」など大絶賛。さらには「本当にバイエルンからいなくなるのか?」「まだ契約延長間に合うぞ」「現役は続けてくれ」と言った声も見られた。
ミュラーは、4月5日にクラブ公式サイトを通じて「今日という日は特別な日だ。バイエルン・ミュンヘンの選手として25年間を過ごし、それが今夏に終わりを迎える」と今季限りでの退団を発表した。ユース時代からバイエルン一筋でプレーしてきたミュラーは、歴代最多となる公式戦744試合、247ゴール、274アシストを記録し、ブンデスリーガ12回の優勝。チャンピオンズリーグ2回制覇など多くのタイトルを獲得してきた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)