「広島5-3巨人」(13日、マツダスタジアム) 本調子でなくとも、試合をつくる。今年の広島・森翔平投手はひと味違う。6回5安打1失点でリーグトップタイの3勝目をマーク。早くも今季3度目となったお立ち台では「何とか粘って投げようと思っていま…
「広島5-3巨人」(13日、マツダスタジアム)
本調子でなくとも、試合をつくる。今年の広島・森翔平投手はひと味違う。6回5安打1失点でリーグトップタイの3勝目をマーク。早くも今季3度目となったお立ち台では「何とか粘って投げようと思っていました」と汗を拭った。
三者凡退は三回のみ。常に走者を背負いながらも「打者一人一人という気持ちで」と丁寧にアウトを積み重ねた。球数はプロ最多の107球。味方の好守にも助けられ、「野手の方に感謝です」と謙虚に振り返った。
チームでは21年の九里以来、4年ぶりとなる開幕からの3戦3勝を達成。日曜日の登板が続いており、鯉党は“サンデー翔平”のおかげで気持ちの良い週明けを迎えることができている。「一試合一試合、全力で勝てるように頑張っていきます」と森。覚醒の気配漂う4年目左腕の快進撃は止まらない。