4月24日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第233回が配信。金沢への出張報告を中心に、20…
4月24日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第233回が配信。金沢への出張報告を中心に、2026年秋から始まる新B1のB.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)、新B2のB.LEAGUE ONE(Bワン)、新B3のB.LEAGUE NEXT(Bネクスト)参入基準達成に向けた集客支援の取り組みと、クラブ強化における“自信”の重要性を語った。
度々金沢へ訪れている理由として、島田チェアマンは「シーズン終盤に差し掛かる中で、(新リーグ参入基準達成が)ギリのところにあるクラブは当然強めに援護射撃をしていて」と、ボーダーラインにあるクラブへの支援の意図を説明。BネクストからBワンに行ける可能性がある金沢武士団と愛媛オレンジバイキングスへの助力を明確にした。
今回、クラブの要請もあり赴いた金沢のB3リーグ最終戦では、クラブ最多となる4254名の観客を動員。平均入場者数は1622名となり、Bワン仮入会基準である1500名を突破した。この結果に至るまでにB3の堀井幹也理事長をはじめ、リーグスタッフが長期的に金沢へのサポートしたことに加え、島田チェアマンが地元テレビ局や北陸製菓株式会社などのスポンサー企業、バスケットボール協会などを訪問しステークホルダーを巻き込み、集客だけでなく経営改善に向けた総合的なフォローアップを行ってきたという。
この取り組みの背景には、“自信”を育てる狙いもあると島田チェアマンは語る。成功体験が少なかったクラブが、シーズン当初から目標として掲げてきたBワン参入のための天王山ともいえる大事な試合で4000人以上の観客を集めた実績は大きな自信となり、来シーズン以降も困難な状況に直面した際に「あの時できたよね。あの時できたんだから頑張ろう」と励みになると強調。さらに能登半島地震からの復興に取り組む金沢において、今後Bワン参入によって、地元をさらに元気づける存在になることへの期待も示した。
番組後半には、番組提供パートナーである『全国ドライバー応援プロジェクト』で募集しているドライバー応援レターを紹介。応援するクラブのグッズを通販で購入するときにも運搬するドライバーへお世話になっていることに感謝する声や、ある常連リスナーのドライバーからは「“お疲れさま”、“ありがとう”などの声かけやドリンク・お菓子の差し入れが本当にうれしい」という声が寄せられた。
今回のエピソードでは、メディア出演時やステークホルダーへの協力打診時に金沢のスタッフが一丸となり努力を重ねた様子についても語られた。
【番組を聴く】#233 「自信をつけるための成功体験の重要性」”金沢武士団”B.ONE参入基準をクリア!