2試合連続でクオリティスタート達成■ナショナルズ 4ー3 オリオールズ(24日・ワシントンDC) オリオールズの菅野智之投手は23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に先発。初回に2被弾を浴びたものの、7回を投げて5安打3失点の粘投を見…
2試合連続でクオリティスタート達成
■ナショナルズ 4ー3 オリオールズ(24日・ワシントンDC)
オリオールズの菅野智之投手は23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に先発。初回に2被弾を浴びたものの、7回を投げて5安打3失点の粘投を見せた。安定感ある投球に、後ろを守る同僚は感動を禁じ得ないようだ。
早くも信頼を勝ち取った。メジャー5先発目となった菅野は、初回にジェームズ・ウッド外野手に被弾すると、ジョシュ・ベル内野手に2ランも浴び、いきなり3失点。しかし、その後は持ち味の打たせて取る投球が冴え、スコアボードにゼロを並べた。2試合連続で四球も出さなかった。
試合には3-4で敗れたものの、クラブハウスでは35歳右腕の話題が中心だったようだ。2022年ドラフト全体1位指名で入団し、昨年は開幕前の有望株ランキングで主要媒体の1位を総なめした“超逸材”、ジャクソン・ホリデイ内野手は「そう、彼は本当にすごいよ」と目を輝かせた。
地元紙「ボルティモア・サン」のジェイコブ・カルビン・メイヤー記者によると、「8番・二塁」で出場した21歳は「彼がマウンドに上がるたびに、僕らはクオリティスタートが期待できるし、ストライクをバンバン投げて、試合の後半まで投げてくれるってわかってるんだ。彼の後ろで守るのは本当に楽しいよ、間違いなくね」と絶賛した。
オリオールズの先発投手陣は、メジャー30球団ワーストの防御率6.08と大苦戦。その中で菅野は3.54を記録し、2試合連続で7イニングを投げ切った。35歳のオールドルーキーが存在感を発揮している。(Full-Count編集部)