卓球の「WTTコンテンダーチュニス」は25日から本戦が行われる。日本からは男女各選手がエントリーしており、上位進出には期待が高まっている。女子シングルスで第2シードとして出場するのが早田ひな(日本生命)。1カ月後には「世界卓球 個人戦」も控…

卓球の「WTTコンテンダーチュニス」は25日から本戦が行われる。日本からは男女各選手がエントリーしており、上位進出には期待が高まっている。

女子シングルスで第2シードとして出場するのが早田ひな(日本生命)。1カ月後には「世界卓球 個人戦」も控えるなか、日本女子エースの戦いぶりには注目が集まってくる。

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■世界卓球では2大会連続メダルも期待

早田は昨夏出場したパリ五輪で左腕を負傷し回復途上にありながら、2025年に入り各大会に参戦。2月上旬の「シンガポールスマッシュ」、3月の「WTTチャンピオンズ重慶」ではそれぞれベスト8に入り、直近の「ITTF男女ワールドカップ」ではベスト16で敗退した。

そんななか迎えるチュニジアでの戦いだが、早田にとって焦点となるのが日本勢との戦い。今大会は準々決勝で長﨑美柚(木下グループ)とのサウスポー対決が実現する可能性。また、シングルスで2023年、24年大会を制している張本美和(木下グループ)が3連覇をかけて挑むこともあり、全日本選手権で2年連続戦ってきた両者によるファイナルが実現すれば興味深いものとなる。

早田は5月にカタールで行われる世界卓球では2大会連続のメダル獲得がかかっており、大舞台に向けて状態を上げていきたいところ。日本のサウスポーエースがチュニジアの地で貫録を示せるかは注目となる。

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