バレーボールSVリーグ女子のSAGA久光スプリングスは21日、チャンピオンシップ準々決勝の第2戦でヴィクトリーナ姫路をストレートで下し2連勝。SAGAアリーナ(佐賀市)での今季ホーム最終戦を白星で飾り、25日から始まる準決勝へ進んだ。 こ…
バレーボールSVリーグ女子のSAGA久光スプリングスは21日、チャンピオンシップ準々決勝の第2戦でヴィクトリーナ姫路をストレートで下し2連勝。SAGAアリーナ(佐賀市)での今季ホーム最終戦を白星で飾り、25日から始まる準決勝へ進んだ。
この日の試合で15得点と活躍した久光の中島咲愛(さえ)選手(25)は「歓声がすごく力になり、いつも以上に力を発揮できた」とファンに感謝した。レギュラーシーズン3位の久光は、同6位の姫路に昨年暮れの全日本選手権決勝で逆転負けし、選手たちはその悔しさもぶつけた。
月曜の夜だったが、1882人の観客が入った。酒井新悟監督(55)は「ホームの勝率はよく、ファンの後押しを感じながら戦えた」と今季を振り返った。
かつて久光を引っ張り、今季で引退する姫路の井上愛里沙選手(29)は現役最後の試合になった。日本代表でも活躍したアタッカーは「久光で過ごした時間が私を成長させてくれた。準決勝は私たちの分も頑張って」とエールを送った。
準決勝はレギュラーシーズン2位のNECレッドロケッツ川崎と川崎市とどろきアリーナで対戦する。(森田博志)