「DeNA2-4阪神」(24日、横浜スタジアム) 2点リードの九回に上がったのは、守護神・岩崎ではなく桐敷だった。左腕は1死から代打・松尾に左前打を浴び、2死二塁から三森に遊撃内野安打を許し、一発逆転サヨナラのピンチを背負ったが、最後は蝦…
「DeNA2-4阪神」(24日、横浜スタジアム)
2点リードの九回に上がったのは、守護神・岩崎ではなく桐敷だった。左腕は1死から代打・松尾に左前打を浴び、2死二塁から三森に遊撃内野安打を許し、一発逆転サヨナラのピンチを背負ったが、最後は蝦名を二飛に仕留め、プロ初セーブを挙げた。
桐敷は「勝てて良かったですし、ゼロでいけて良かったです」と興奮気味に話し、プロ初セーブについては「うれしいです。ザキさん(岩崎)が連投してるって中で、自分たちがいない分、しっかりカバーできたのがよかった。今日勝てたのは良かったです」と語った。
チームの勝利とセーブがかかる九回のマウンドについては「ひとりランナーが出ただけで雰囲気が変わるので、やっぱザキさんはすごいなと改めて思いました」と平然とした表情で守護神を務める岩崎の偉大さを痛感した模様。
この日、自身が背負う背番号47の先輩である小山正明氏が18日に死去していたことが発表された。桐敷は「ニュースで見ました。小山さんの背番号47で勝てたのが良かったです」と、通算320勝の大先輩を弔う白星を挙げられたことを喜んだ。