◆女子テニス国別対抗戦▽BJK杯決勝大会予選A組対カナダ (13日、東京・有明コロシアム) 女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯決勝大会予選A組で日本はカナダと対戦。シングルス第1試合で世界ランキング136位の柴原瑛菜(橋本総業)…
◆女子テニス国別対抗戦▽BJK杯決勝大会予選A組対カナダ (13日、東京・有明コロシアム)
女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯決勝大会予選A組で日本はカナダと対戦。シングルス第1試合で世界ランキング136位の柴原瑛菜(橋本総業)が代表戦シングルス4戦目にして初めて敗れ、日本は0勝1敗とリードを許した。
同159位で18歳の新星として期待されるビクトリア・エムボコ(カナダ)に、第2セットのタイブレイクで3本、最終セットの第10ゲームで3本のマッチポイントを逃れたが、2時間45分の激闘の末、7本目のマッチポイントを奪われ、4-6、7-6、5-6のフルセットで敗れた。最終セット4-2とリードしただけに、敗れた柴原は、試合後、杉山愛代表監督に抱えられ号泣した。
エムボコは、今年、ツアー下部大会で22連勝を成し遂げ、24年末に350位だった世界ランキングを、自身最高位156位にまで上げてきた女子テニス界期待の若手だ。柴原は、攻撃で真っ向勝負に挑んだが、惜しくもミスが出て敗れた。日本は、9月の決勝大会進出に、もう1敗もできない状況となった。
BJK杯は、中国・深センで行われる計8か国で優勝を争う決勝大会(9月)を頂点に、その下に、今回の予選が位置する。予選は、18カ国を3カ国ごと6グループに分け、各グループ最上位、計6カ国が決勝大会に進出する。
今回、日本で開催されるのは、世界14位の日本、同13位のルーマニア、同2位のカナダの3か国のグループA組だ。総当たり戦で、グループ1位を決める。日本は、12日にルーマニアに3戦全勝で勝ち、この日のカナダに勝つと、決勝大会進出が決まる。