◆バレーボール大同生命SVリーグ男子▽レギュラーシーズン最終節第2日 サントリー 3(25―20、25―23、25―22)0VC長野(13日、長野・ANCアリーナ) レギュラーシーズン(RS)最終戦が行われ、優勝の可能性を残す2位のサントリ…

◆バレーボール大同生命SVリーグ男子▽レギュラーシーズン最終節第2日 サントリー 3(25―20、25―23、25―22)0VC長野(13日、長野・ANCアリーナ)

 レギュラーシーズン(RS)最終戦が行われ、優勝の可能性を残す2位のサントリーは、敵地で9位のVC長野をセットカウント3―0で下し、今季36勝目(8敗)で締めた。2月中旬から16連勝でRS優勝への望みを残した。サントリー戦の1時間後に試合が開始した首位の大阪Bが8位の東レ静岡に敗れた場合、サントリーの逆転Vが決まる。VC長野は今季10勝34敗で終えた。

 前日(12日)のVC長野戦で、上位6チームによるチャンピオンシップ(CS)でシードの準決勝から臨めるRS2位以上を確定させたサントリーは、攻守の軸・高橋藍、得点源のムセルスキー、セッター・大宅真樹を外し、前戦から先発3人を入れ替えた。第1セット(S)から先発したポーランド代表のシリフカが攻守の要となり、痛烈なサーブ、スパイクでけん引。11―7ではフェイクセット(スパイクを打つふりをしてトスを上げる)が飛び出し、ライトの甲斐孝太郎がスパイクを決めきり、第1Sは5点差で先取した。

 第2Sも司令塔の下川諒が古巣相手に先発。セット後半まで競ったが、20―20の場面で、途中出場した藤中謙也主将がレフトからスパイク、22―22ではバックアタックを突き刺すと、セットポイントを握った場面では、シリフカがスパイクを決めた。2―0の第3Sも終盤まで競り合ったが、17―16でシリフカがバックアタックを決めるなど、ホームの大声援を受けて粘るVC長野を振り切った。