【愛媛】FC今治は6日、明治安田J2をホームで長崎と戦い、4―1で勝利した。エースのマルクス・ヴィニシウス選手がハットトリック。今季ホーム初勝利で順位を4位に上げた。 前半6分、近藤高虎選手の左からのクロスに、ヴィニシウス選手が頭で合わせ…
【愛媛】FC今治は6日、明治安田J2をホームで長崎と戦い、4―1で勝利した。エースのマルクス・ヴィニシウス選手がハットトリック。今季ホーム初勝利で順位を4位に上げた。
前半6分、近藤高虎選手の左からのクロスに、ヴィニシウス選手が頭で合わせて先制。
だがボール保持で優位に立てない。36分、やや慎重さを欠いた守備を突かれて、同点に追いつかれた。
倉石圭二監督はハーフタイム、「長崎を相手に、こういうゲームをいかにものにするかが、J1に行くために必要」と檄(げき)を飛ばした。
後半6分、新井光選手の自陣からの長い縦パスに走り込んだウェズレイ・タンキ選手が勝ち越し弾。2分後、相手ゴール前のラッシュで、いったん倒れたヴィニシウス選手が立ち上がって追加点。ヴィニシウス選手はさらに、ペナルティーキックをゴールキーパーに触られたがねじ込んだ。
守備は相手のエースに自由を与えなかった。後半は無失点で締めた。
これで7試合連続負けなし。ヴィニシウス選手とタンキ選手はこの日、得点後恒例のパフォーマンス「フュージョン」を4度披露。タンキ選手は「うまく続いていることは変えちゃいけない」。さらなる披露を誓った。(中川壮)